略歴

松野敬文(まつの・たかふみ)

1980年 神戸市生まれ
2010年 関西学院大学大学院文学研究科美学専攻博士課程後期課程 修了
      博士(芸術学)甲文第93号(文部科学省への報告番号甲第340号)
      題目「バルテュスの初期作品における人物像と空間表現」

職歴
 堺市立文化館アルフォンス・ミュシャ館嘱託学芸員を経て、現在、非常勤講師(関西学院大学・大阪芸術大学・西安造形大学)。有限会社ビューティー・ケイ代表取締役。

専門
 芸術学(美術史、映像学)

研究テーマ
 20世紀フランスの画家バルテュスの作品における、人物像と空間表現の研究
 日本のアニメーション映画、特に押井守と庵野秀明の作品における「作画(原画・動画・レイアウト等)」表現の研究

著書
 『現代映画思想論の行方』(共同執筆)
 『ユリイカ2014年4月号 特集バルテュス ――20世紀最後の画家』(共同執筆)

主論文
 「バルテュス《山(夏)》(1937)における身体と風景の描写 ――「稚拙さ」という見地から」
 「「アニメ美少女」とは何か? ――押井守『機動警察パトレイバー』初期OVA版、劇場版2作品を中心に」
 「「時間を伴った絵画」としてのアニメーション ――庵野秀明総監督『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009)にみる作画表現」

所属学会
 美学会